カテゴリー別アーカイブ: 編集・音楽

儲かる音楽損する音楽

『儲かる音楽損する音楽』
持田騎一郎 著
2008年 ソニー・マガジンズ新書

お店でどんな音楽をかけると儲かるのか、
という音楽と人の気持ちの関係をビジネスに活かそうという本です。

空間を埋める音楽、食欲を刺激する音楽…
そんな音の特性について書かれています。

そう。
映画も、音楽の使い方で大きく違ってきます。
そんな視点でこの本を読むと、得るものも大きいのです。

映画音楽おもしろ雑学事典

『映画音楽おもしろ雑学事典』
 大日方俊子 著
 2009年 ヤマハミュージックメディア

これは充実した本です。
世界中の著名な作曲家についての経歴説明やコメントに始まり、映画音楽の経緯。
ジャンル別の解説、各国別の映画歴史に音楽歴史。アカデミー賞などの各賞の音楽一覧などなど。

サントラマニアでもある僕の一番好きな映画は『ロッキー』。
大好きな007シリーズの中でも一番音楽の好きな『ユア・アイズ・オンリー』。

この2作の作曲家が同じビル・コンティだというのも、
僕が映画を音楽寄りで観ている証拠かもしれない。

映画のスタッフワーク

『映画のスタッフワーク』
兼山錦二:著
1997年 筑摩書房

製作から脚本、演出、美術、撮影、照明…
…特機、音楽、宣伝…

あらゆる映画の仕事に一つ一つ焦点をあてて解説した本です。

プロデューサー一つとっても、
エグゼクティブ、ライン、アソシエート…と分かれる、
などなど細かく紹介されています。

僕も辞書のように時々めくります。

が。

これはこれで知識として面白いですが、
哀しいことに自主映画ではここまで細かく分けられることは
そうそうありません。

業界への憧れを満たすための本なのかもしれません。

サウンドトラック映画をささえた名曲たち

『サウンドトラック映画をささえた名曲たち』
宮本啓:著
2002年 ヤマハミュージックメディア

映画のサントラの歴史をひもといた本です。
ちょっと視点が珍しく、一気に読んでしまいました。

『ジャズシンガー』で初めて音が入った、と映画史にありますが、
この本では、それよりもずっと前から、映画の上映とともに生演奏があったよね、
と書き出しています。

名作と言えば名曲とセット。
家に200タイトルくらいのサントラを持っている僕としては、
作曲家のプロフィールなども楽しませてもらいました。

でも俳優と一緒で、有名な作品を作っていても、その後
パッとしない人もいるんですね。

他でもない、『ロッキー』の作曲者とか。
個人的に残念です。

感動をつくれますか?

『感動をつくれますか?』
久石 譲:著
2006年 角川ONEテーマ21

珍しい、映画音楽作家による映画本です。
著者は、ジブリ・北野武作品等でおなじみのあの人です。

映画作品を創る際、
映像チームに接する時と、音楽チームに接する時では、
交わす言語が大きく違います。

僕は映像言語には強いけれど、
音楽言語に、ひどく弱い。

この本は、音楽作家が映像を語った、少し新鮮なエッセイです。

movie大学

『movie大学』
cafe@franken MOVIE workshop:著
2001年 河出書房新社

映画制作のあらゆることをまとめた本。
自主映画より、というよりは、いかにプロを目指すか、
に主眼が置かれている。

そのため、撮影現場の写真や、プロ監督のインタビューで
埋められている。

尚、この本の中で一番響いた言葉は次のもの。

「自主映画は、基本的に好きな時に好きなものを作ればいい。
締め切りも約束事もない。
だからこそ、創意と熱意だけじゃなく、自己管理能力が必要」

<キムラ式>音の作り方

『<キムラ式>音の作り方』
木村哲人:著
1999年初版 筑摩書房

この本は、面白いよー!!

映画『ラヂオの時間』の、いろんな道具を使って音を作り出す世界を
仕事にしてきた著者の『音』論。

いろんな音の作り方から、音の考え方、音との付き合い方まで。
この本を読んでから、僕はカルフ映画でも、環境音は完全自作してます。

また読み返したくなってきた!