字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』
太田 直子 著
2007年 光文社新書

1000本以上の映画字幕を担当してきた著者による、
ちょっと毒舌気味のエッセイ集。
字幕屋さんの本は、昔読んだ戸田奈津子のもの以来かも。

意外だったのは、字幕屋さんって、英語なら英語の作品だけを
担当するんではないのね。
辞書を片手に、いろんな言語を訳すこともあるそうです。

文字数制限に苦悩する、なんていう聞いたことのあるネタから、
句読点は使わない、配給会社の好き嫌いで修正される、なんてお話まで。

なかなか興味深い本です。

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