フィルムコミッションガイド

『フィルムコミッションガイド』

長島一由 著
2007年 WAVE出版

あらゆるロケの誘致、便宜を図るなど、撮影が円滑に進む段取りをする団体、
それがフィルムコミッションです。

これが全国にあり、地方自治と結びついている。
地方の自立と、映画産業と、地元の活性化が目的の根底にある。。
あまり広く知られていないフィルムコミッションについて、
いろんな事例をふまえてまとめている本です。

各地の映画祭がロケ誘致をしたいと思いつつ、
でもそこには様々な人間らしい衝突があったりするんですね。

これまでの各地の問題点をまとめた表も出てきます。
そのほとんどが「時間がオーバーする」だという事実。

自主映画についても一部言及されていて、これは気になるところですね。
基本的にウェルカムなものの、スケジュールや金銭面で
なかなか現実的ではない、というのもうなづけます。
自主映画団体が利用する場合も、かなりしっかり組織化された団体でないと厳しいだろうと思います。

個人的には、逗子でフィルムコミッションが動いた収支報告書が興味深かったです。