『アメリカ映画風雲録』
芝山幹郎 著
2008年 朝日新聞出版
有名なアメリカ映画の、舞台裏の監督たちの様子を活写していく本です。
『ミリオンダラー・ベイビー』を撮影しているイーストウッド、
『ロリータ』を撮影しているキューブリック、
『ゴッドファーザー』を撮影しているコッポラ、
『キル・ビル』を撮影しているタランティーノ・・・。
監督たちのわがままぶり、映画への情熱、プロデューサーとの確執。
監督とはさもありなん、という様子が伝わってきます。
映画とはつまり、監督そのものだということも。
それにしても、『ゴッドファーザー』を監督した時のコッポラが
33歳だったというのには愕然としました。