物語の作り方

『物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室』
G.ガルシア=マルケス 著/木村栄一 訳
2002年 岩波書店

『百年の孤独』で有名な作家が、彼と仲間たちで映像化するためのシナリオを
あれこれ話し合う会議の模様を文字に起こした本です。

これはなかなか面白いですよ。
最初に思いついたアイデアやストーリーを、それぞれが
こうしたらいいああしたらいいと、どんどん形作っていきます。

●物語の最初に、これから始まるジャンルを明確にすることで、
観客は自分の気持ちの置き所を見つける。
●観客は、想像以上にストーリーを理解してくれない。
だから、徹底的にわかり易くするべき。

など、参考になる記述が盛りだくさんです。

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