『文化に投資する時代』
亀田卓+寺嶋博礼 著
2009年 朝日出版社
エンタテイメントを仕事にしたい広告マンと金融マンが、
それぞれの映画を含むエンタテインメントへの投資経験をつづった本。
映画と金融。
まさに水と油の2つを結びつけて利益を生み出していく。
この過程が興味深く書かれています。
ものづくりの人びとと、利益重視の人びと。
確かに考え方も使う言葉も全然違います。
だからこそ、著者たちのような、両方の人びとを
翻訳してつなぐことのできる人達が貴重なんだろうと思います。
ところで、ここ最近読んでいるファンド系やプロデュース系の著者達は、
あちこちの本で共通して登場するのが面白いです。