『いかにして100万円でインディーズ映画を作るか
—超低予算ムービーメイキング』
ブレット・スターン 著
2004年 フィルムアート社
ちょっと乱暴口調の、しかしいたって体験的事実のみを書きつづる映画作りの本です。
知識論もあるけれど、それは添え物。
ほとんどが、お金の工面の仕方、ケチり方、
そしてちょっと言葉は悪いけど、人の騙し方まで様々紹介していきます。
構図がどうとか、照明がどうとかいうのは置いといて、
腹をすかせたスタッフがうるさいとか、いかにフィルムを使わないようにするか、など
作っている人には「そうそう!」と言われそうな内容であふれています。
日本の映画の作り方本とハリウッド系の映画の作り方本の大きな違いは、
日本版が知識論を展開しがちなのに対し、
ハリウッド版はお金についてページを割いてるところだと思います。
https://amzn.to/4dB2yPj