『Vシネ血風録』
谷岡雅樹 著
2005年 河出書房出版社
映画とは距離を置かれて、テレビドラマほど見てもらえない。
そんな独特のVシネマの世界の人びとを評論した本です。
売れていく人、捕まる人、志半ばで命を落とす人…
様々な人を、著者の視点で紹介していきます。
三池崇史の言葉として書かれていたものが心に残りました。
「たまにしか撮らぬ者は撮ることが既に目標になっている。
結果、撮っただけで満足する。」
僕も正直、Vシネマはあんまり見ませんが、
それでも、結構知っている監督や役者さんが大勢登場していました。