『まんがはいかにして映画になろうとしたか
ー映画的手法の研究』
大塚英志 著
2012年 エヌティティ出版
手塚治虫は映画を手本として漫画を描いたそうです。
そして、その漫画のコマ割りを見た藤子不二雄は
絵が動いている!と感銘を受けたそうです。
漫画のコマワリと、映画のカット割。
連続するカットによりどんな効果を出していたのか。
石ノ森章太郎はどうしたか。
海外のまんがはどうなのか。
アメリカのコミックは、
韓国は、台湾は・・・
など、ボリューム満点の本。
理論派には好まれる内容かもしれませんが、
単純に映画の作り方に活かそう、という目的で
読む本ではないかもしれません。