『リドリー・スコットの世界』
ポール・M・サモン:著
2001年 扶桑社
大好きな監督について書かれた本です。
分厚い本ですが、ぐいぐい読めます。
こういった「監督の本」を読んでいると、
本の合間についているメイキング写真に目が行きます。
監督は常にカメラの横か、俳優達に囲まれています。
大きなカメラを覗き込んでいる監督はかっこいいし、
いろんな衣装を着た役者達の中で唯一普通の格好をしている監督もかっこいい。
リドリー・スコットは、母国イギリスで、CM制作会社も経営している、
ということを知ったのが一番の驚きでした。
クリエイティブだけでなく、経営管理もできる。
でも改めて考えてみると、組織を率いる能力は、
どちらにしても発揮できそうだな、と思ったのでした。