『メイキング・オブ・ピクサー—創造力をつくった人々』
デイヴィッド A.プライス 著/櫻井 祐子 訳
2009年 早川書房
僕の敬愛するクリエイティブ組織「ピクサー」ができあがっていく歴史を
かなり詳しくまとめた本です。
読み応えがあります。
ピクサー解説本を読むのは3冊目。
この中で、一番分厚く、ピクサーの歴史に焦点が当てられています。
組織論は特に書かれておらず、比較的淡々と、社史のような形でつづっていく。
ピクサーという理想的な環境も、できあがるまでに相当な回り道をしてきたのだとため息。
そして、これだけの不遇な状況で、多くの人が夢を捨てずにまとまっているのは、
やはりすごいことだと思うのです。