『今日からシナリオを書くという生き方』
小林幸恵 著
2008年 彩流社
シナリオライター新井一氏の娘さんによる、
団塊世代に「シナリオを書こう」と語りかける本です。
ト書きは「丸太ん棒で書け」と言われているらしく、
芸術的な表現力で書くのではなく、ただ見たままを記すということだそうです。
だから、芸術的才能が無くてもシナリオは書ける、と。
次のエピソードが面白かったです。
姑が短篇で嫁の悪口を書こうとした。しかし、シナリオは登場人物の気持ちに
なって第三者の目でセリフを考えるもの。
その姑が書くお嫁さんキャラは、次第にいい人になっていったという。