『<映才教育>時代 映画の学校はどこにでもある!』
岡博大 著
2007年 フィルムアート社
映画教育現場を様々な方向から追ったドキュメント本です。
特に、新設された東京藝術大学大学院の映像研究科を丁寧に追います。
学校の講師陣、学んだ生徒たち、独学した人、第三者から見た映画学。
映画は学べるか学べないか、という議論もよくあるらしく、
世界各国の映画学校を例に出し、その卒業生の様子も比較しています。
●結論としては、学べる、ということらしい。
でも、表現技術である映画は、自分がどうしたいか、
という軸が最も大事なんだと感じました。