あの映画は何人みれば儲かるのか?

『あの映画は何人みれば儲かるのか?』
松尾里央:著
2008年初版 TAC出版

これは珍しい、映画の会計の本です。
映画とお金を結びつけて考えている人は、必読かもしれません。

この本では、有名な映画を取り上げ、役者のギャラの配分や
黒字化するための条件、会社の取り分などのお金の話をまとめています。

映画だけでなく、音楽や出版の分野にも話を広げていて、
僕はどちらかと言うと、音楽の話が参考になりました。

いくら映画を作っていると言っても、配給会社やいろんな広告代理店と
仕事をしているわけではなく、
それよりも、会場を借りてコンサートをする時のお金の動きが、
上映会のお金の流れと似ててそれが参考になったのです。

しっかり読んで、そしてただ読むだけでなく、
この考え方を自分(達)の作品に活かしていく。
プロデュースには必須ですね。

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