『1週間でマスター 斉藤ひろしのシナリオ教室』
斉藤ひろし 著
2006年 雷鳥社
シナリオの書き方の本はたくさん出ています。
ハリウッド式や日本映画界の書き方などいろいろありますが、
こちらは我流、といったところでしょうか。
シナリオ教室を脱落した、というところから始まるこの本は、
比べられると怒られると思うけれど、カルフの映画の作り方、に考え方が近い。
ハリウッド式の3部構成などの「テクニック」を全否定する著者のこの本は、
マスターかどうかは置いといて、1週間もかからずに読み通せます。
途中に出てくる『シャ乱Qの演歌の花道』のプロットが、
プロットだけであまりに面白くて感動してしまいました。
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