マイ・ムービー・ビジネス

『マイ・ムービー・ビジネス』
ジョン・アーヴィング 著
2000年 扶桑社

『サイダー・ハウス・ルール』の著者ジョン・アーヴィングによる、映画の制作ものがたり。
映画の舞台裏を、原作者・脚本家がつづっていく、というのは珍しいです。

この映画、映画化まで10数年もの年月がかかっていて、その間監督が3回も変わったという。
その各監督とのやりとりも面白い。
腕のある監督だからいい、というものでもないみたい。

原作者と脚本家が同じ場合、映画用に物語を短くしなければならない。
でもそれは、シーンを削るということ、登場人物を削るということ。

その辛さをつづっているのが印象に残りました。

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