『はじめて書かれたスピルバーグの秘密』
フランク サネッロ 著/ 中俣 真知子 訳
1996年 学習研究社
ちょっと古い本で、『シンドラーのリスト』まで、
スピルバーグの幼少期から、監督としてのし上がっていくまでを丹念に描いて行きます。
彼の成功の道筋をステップバイステップで書かれているので、
かなり参考になると思います。
監督としてだけでなく、製作者としても成功していて、
こういった人は周りにいる人もおしなべて一流、という感じがします。
読んでよかった、と思えた一説は次のもの。
『ジョーズ』で大ヒットを飛ばした後のインタビューでのセリフ。
「27歳と言う年齢で成功したのは、運がよかったんだと思う。
でも大部分は、金を持った男がやってきて『何がある?』と言った時に
準備ができていることが重要なんだ。」
ドキッとしました。
これは、成功したい全ての人が紙に書いて壁に貼っておくべき言葉です。