『映画音楽の教科書』
周防義和 著
2025年 DU BOOKS
さまざまな映画から特徴的なシーンを切り出し、その部分で音楽、SE、セリフ、映像がどう組み合わされているかを解説していく本。
音楽だけでなく、SE(サウンドエフェクト)にも触れているのがいい。
どんな音楽がどこように当てられ、それによってどんな効果を作品をもたらしているのか。これを、図示している。
僕は音楽作りについてはさっぱり・・なので、演出側の視点で読みました。
音楽家がどんなことを考えているか、映像に合わせるのにどんなことを考えてるのか、なども。
メモしたいこともたくさんありました。
一部をピックアップします。
・作曲で最も大事なことは、音楽をいつ始めていつ終えるかを知ることだ。
・セリフが続く場合、音楽の入り方は難しい。セリフのちょっとした「間」でフェードイン風に音楽が入るとセリフを邪魔しない。
・重要ではない会話では、セリフだけ(音楽なし)だと緊張感が高すぎる。
・あるきっかけで音楽がカットアウトすることで、その後のシーンにおいてなにかが強調される。
・音楽プロデューサー側は全体の曲数や細かいタイミングが書かれた音楽表を作る。
・映像と合わせられるようにレコーディングスタジオでは映像も流せるような段取りをしておく。
映像のシーンのどこに音楽が入るか、を著者なりにまとめた「音楽の入り方19」から読み始めるのがいいのかな、と個人的に思います。
実際に映画音楽を担当する著者ならではの内容となっています。
音楽作りをやってる人にはとても刺さるでしょう。
ただ、取り上げられてる映画と音楽を知らないと理解ができない、かもしれないのが課題ではあります。
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