『宮崎アニメは、なぜ当たる』
斉藤守彦 著
2008年 朝日新書
映画業界紙のライターが、宮崎駿とスピルバーグの映画について
20年に渡る作品の宣伝・ヒットの比較をしていきます。
その時代時代のことを思い出しながら読めました。
それぞれの作品を、どういう意図でどう宣伝するか。
そしてどんな動員結果だったのか。
それぞれの巨匠の映画の生み出し方まで触れていてなかなか濃い。
一つの作品だけ見るなら、その時代のヒットの要因分析になるけれど、
20年間の年月、作品を生み出し続けている両監督は、
時代のうねりを泳いでいるように感じました。
Bitly