『MARVEL 倒産から逆転NO.1となった映画会社の知られざる秘密』
チャーリー・ウェッツェル他:著
上杉隼人:訳
2020年 すばる舎
本屋で見つけて即買いでした。
アイアンマンやスパイダーマンを生み出した、あのマーベルです。
マーベルはコミックスを作る会社。
数々のヒーローキャラクターを生み出してきました。
本書では、純分満帆とは言えない同社の紆余曲折を、
まるで映画のように読ませます。
スタン・リーが有名ですが、
登場人物たちもまた、映画のように個性豊か。
キャラクタービジネスというのは版権が大事。
同時に、作り手には経営手腕だけでなく、
キャラクターへの理解が求められるんだと思いました。
なぜなら、コミックスを、そして映画を見るのは、
そのキャラクターのファンだから。
そのキャラクターの世界観を大事にしているから。
映画化されてから知ったキャラクターたちですが、
コミックスではもうずっと昔から親しまれていたと知り驚きました。