『映画の間取り』
WOWOW「映画の間取り」編集部
2016年 扶桑社
古今東西の映画に登場する家屋を、不動産屋さんが図面のようなイラストで紹介しいく、というスタイルの本。
語りかけるような口調でそれぞれの間取り、インテリアについて語ります。
考えて見ると、部屋の間取りも立派な映画の構成要素ですね。
部屋を俯瞰して見ると、家具の配置、その距離感もまた、そこに住む人を想起させます。
ページをめくりながら、自分だったらどんな部屋をロケ地にするのか。
そんなことを空想するはず。
何かを学べる、という本ではないけれど、あの映画を俯瞰して見る、という不思議な感覚を味わえる本です。
