『映画技法のリテラシー1』
ルイス・ジアネッティ 著
堤和子・増田珠子・堤龍一郎 訳
2003年 フィルムアート社
映画の構図、映像の技術について、実際の映画作品を例にとり、
これでもか、とたっぷり見せてくれる本です。
撮影、構図、編集、サウンドや演技まで、映像にかかわるあらゆる角度から解説していきます。
でも、これは危険な本ですね。
映画を撮ってない人は、こういったテクニックにすごく惹かれるもの。
でも、テクニックを使おうとして作る作品は鼻につく。
映画の用語辞典としても使えます。
個人的には、ミザンセヌという言葉がかっこいいと思いました。
フランス語で、ある空間での小道具の配置やアクションの演出をすること、だそうです。