『一人でもできる映画の撮り方』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『一人でもできる映画の撮り方』
西村雄一郎 著
2003年 洋泉社
映像・映画本の世界で名を知られている、西村雄一郎氏の本。
映画の作り方を一から十まで丁寧に解説してあります。
構図の事例や照明の基礎、カット割りのネタなど、
いかにも作っている人のための参考書、という感じがします。
読んでいてデ・ジャブ感が否めなかったけれど、
この本、映画を始めたころに読んだ
『映画の撮り方・ビデオの撮り方』のリメイクだと知りました。
『コンセプチュアル 特殊メイク入門』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『コンセプチュアル 特殊メイク入門』
コンセプチュアル特殊メイク研究会 著
2006年 グラフィック社
これは興奮するなあ。
もう、タイトルそのままの本です。
何を隠そう、20歳の頃、特殊メイクアップアーティストになりたかった。
今でも、ミニチュア造形とか、大好き。
眺めるだけで参考になります。
とは言え、本格的にやるには、材料やら機材やらが結構必要になる。
いつの日か、カルフの工房で実現したいと思います。
ハリウッドと日本のマスク造形方法の違いは、肌の色チェックがあるということ。
…なんか面白かった。
『演出家の仕事』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『演出家の仕事』
栗山 民也 著
2007年 岩波新書
演技とは、聞くことだ。
いつになっても学ぶ姿勢が役者のあり方だ。
セリフの間に、その人が出る。
…新国立劇場所長がつづる、演出・演劇論。
でも、最後の章にある、著者の生い立ちと演出家になるまでの物語が、僕は一番好きです。
『俳優になりたいあなたへ』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『俳優になりたいあなたへ』
鴻上尚史 著
2006年 筑摩書房
高校生くらいをターゲットにした、ライトタッチの本。
著者が、「俳優」という仕事について語る、という形式で書かれている。
俳優と言っても、幅広い解釈、幅広いジャンルの仕事があるんだよ、
から始まり、それぞれの仕事の中身について説明が続く。
結局、俳優になりたい=単純に脚光を浴びたい、んじゃないの?
と突っ込まれ、口ごもる高校生。
著者は、それでもいいんだけどね、と続ける。
どうやってなるのか、という問いに対して、答えはない、
としながらも、
すべての経験が糧になると書かれているところに共感。
『SFX映画の世界』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『SFX映画の世界』
中子真治 著
1983年 講談社
ハリウッド映画の特撮の裏側を写真満載で紹介した本です。
ずいぶんと古い本ですが、だからこそ面白い。
というのも、今のSFXはコンピュータで作り込んでいることが多いけれど、
古いSFXってほんと手作りだったりする。
ミニチュア模型と背景を苦労して組み合わせている様子や、
ロボットを組み立てている様子など。
メイキャップ、アニマトロニクス、パペット、マットペイント…
鼻息が荒くなる言葉に打ち負かされる、見ているだけで興奮できる本です。
『ハリウッド・ディレクティング・バイブル』(Vol.0095)
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『ハリウッド・ディレクティング・バイブル』
マーク・トラビス 著/岡田 勲 監修・翻訳
2001年 愛育社
タイトル通りの本です。
ハリウッドで監督をし、映画を教える著者が、
映画作りのステップバイステップを一冊にまとめた本です。
ちょっとした分厚さがあり、満足感を得られる本ではあります。
が、僕はこの本は「一度映画を作ったことがある人」が
読むのに適しているんじゃないかと思います。
かなり細かいところまで書かれているので、
これから作ろうという人が読むと、
スタートするまで時間がかかっちゃうんじゃないかな。
一方、一度映画作りを経験した人は、
一つ一つ書かれていることが納得できる。
本って、タイミングも重要です。
『映像の原則』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『映像の原則』
富野由悠季 著
2002年 キネマ旬報社
絵コンテつながりでのご紹介です。
機動戦士ガンダムの監督でもある著者が、その絵コンテを使った映像演出について語った本です。
絵コンテを使っていかに映像を演出していくかに、すべてのページが割かれています。
難しい・・
正直、最初に読んだ時はそう思いました。
でも、絵コンテを描き続け、それを元に撮影を何年も続けた今、
一つ一つの言葉がすんなりと頭に入ります。
それはつまり、
やっぱり目で読んで頭で考えるだけじゃなくて、実際にどんどん描いてどんどん撮れ、
ということでもあるのです。
個人的にも、赤線をびっしりと引いてある本です。
『恐怖の映画術』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『恐怖の映画術』
鷲巣義明 著
2006年 キネマ旬報社
ホラー映画監督達のインタビュー集です。
「怖さを表現する」ことを常に考えている、
監督やプロデューサー達の言葉がズラリ並ぶ本。
僕自身は、自分の作品で怖さを追求したことがないんですが、
これはこれで面白い。
プラス、一部のインタビューでは、
それらのホラー監督がどうやって認められていったか、
というのも確認できます。
『ドキュメンタリー;リアルワールドへ踏み込む方法』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『ドキュメンタリー;リアルワールドへ踏み込む方法』
村上匡一郎 著
2006年 フィルムアート社
ドキュメンタリー本はいくつか読んできたけれど、
たいてい次の2つに分類されると思う。
○作家それぞれのドキュメンタリー撮影への想い
○ドキュメンタリーを作る方法、という名の、結局のところ映画制作方法本
この本では、この2つのいいところを混ぜてある。
非常に良本だと思う。
とくに、制作方法部分では、一般的な機材の使い方ではなく、
ドキュメンタリーのためのロングショットとアップの違い、
目的に応じたマイクの使い分け、そして「やくざを撮るには?」みたいなTips まで、
ドキュメンタリーに特化してあるのが、いい。
『演劇入門』
Posted on | 4月 24, 2011 | No Comments
『演劇入門』
平田オリザ 著
1998年 講談社現代新書
平田オリザ本は二回目の紹介です。
監督を目指す人は読んでほしい本です。
演出家が求めるものと役者が表現するものとは、など、
演出家と役者をつなぐものについて繰り返し書かれています。
また、シナリオを書きたい人にも読んでほしい。
関係の近い二人の会話だけでは、その空間を表現することが難しい。
そこに、距離感のある第三者が加わることで会話に説明が生まれる…
僕が考えた例です。
おじいさん「なあ、あれとって」
おばあさん「はいよ」
第三者「おや、おじいさん、どうしたのそんな格好して!」
おばあさん「いやね、今日はおじいさん、お出かけなんですよ…」
なるほど、と思いました。